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足場倒壊・事故のニュース

足場の倒壊や事故などのネットニュースをまとめています

東松山の園児死傷事故 初公判  両親「足場の安全、再度考えて」

 東松山市で二〇一二年三月、工事用の足場が倒れ、下敷きになった保育園児二人が死傷した事故で、業務上過失致死傷罪に問われた建設会社元社長の細野好記(よしぶみ)被告(57)と作業員の男二人の初公判が十七日、さいたま地裁佐々木直人裁判長)であり、三人はいずれも起訴内容を認めた。
 検察側は冒頭陳述で、足場を組み立てた作業員二人について「強風で足場が揺れ危険であると認識していた」と説明。細野被告は二人から足場の倒壊防止措置を取っていないとの報告を受けており、「ただちに防止措置を講じるように指示するか、自ら講じるべきだった」と指摘した。
 起訴状などによると、三人は一二年三月十九日、東松山市幸町のアパートの外壁補修工事で足場(高さ約十メートル)を組み立てた際に転倒防止策を怠った。このため、強風で足場が倒れ、下敷きになった北村波琉人(はると)ちゃん=当時(6つ)=を死亡させ、別の男児にも重傷を負わせた。
 閉廷後、波琉人ちゃんの母親の有美さん(40)は報道陣の取材に「『ただいま』と帰ってきてほしい、とあらためて思った」と涙ぐんだ。父親の伸明さん(45)は「今回の事故をきっかけに足場の安全について再度考えてほしい」と求めた。

 

東京新聞:東松山の園児死傷事故 初公判 両親「足場の安全、再度考えて」:埼玉(TOKYO Web)