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足場倒壊・事故のニュース

足場の倒壊や事故などのネットニュースをまとめています

建設現場の違反65・5% 14年度、10年間で最悪

 県内の建設工事現場で労働安全衛生法に違反して施工している業者が二〇一四年度は65・5%と十年間で最悪となったことが厚生労働省福井労働局の調査で分かった。業界の技術者不足が安全対策不足につながったケースもあり、同局は「法令順守に加え、プラスアルファの自己対策を」と訴える。
 調査は百八十三の建設工事現場が対象。関係する計二百八十四事業場のうち百八十六事業場で違反が見つかり、是正勧告した。「手すりなどが設けられていない足場がある」など特に危険性の高い場所での作業をしていた現場が二十八カ所あり、使用停止等命令の行政処分を下した。
 違反内容別には「墜落・転落等による危険防止措置義務違反」が最も多く、45・4%だった。足場に手すりを設けていない、作業前の足場点検をしていないなど。足場などからの墜落防止策を強化する「改正労働安全衛生規則」が施行された〇九年度前後にやや改善されたが、近年はその割合が増えている。
 このほか「元請け事業者の講ずべき措置義務違反」が12・7%、「飛来・崩壊等による危険防止措置義務違反」が10・6%など。
 県内建設業の休業四日以上の労働災害による死傷者は一四年が百二十一人で全体の14・6%と労災多発業種の一つ。のり面工事中の落石や斜面の滑落などで三人が犠牲となり、労災死者全体の23・1%を占めた。同局は「対策をとっていれば防げた事故もある」として足場からの墜落・転落防止対策を重点的に進める。

建設現場の違反65・5% 14年度、10年間で最悪:福井:中日新聞(CHUNICHI Web)