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足場倒壊・事故のニュース

足場の倒壊や事故などのネットニュースをまとめています

事故原因は部品材料の欠陥か、トルコ・イズミット橋

 トルコで建設中のイズミット湾横断橋で2015年3月に空中足場(キャットウオーク)が落下した事故は、部品の材料の欠陥が原因とみられることが分かった。施工者の親会社であるIHIが、6月25日の株主総会で明らかにした。
 落下したのは、吊り橋の主ケーブルを架設するために設けた空中足場。現地時間の3月21日午後、空中足場を主塔に固定するためのロッドと呼ぶ棒状の金具が南側の主塔上で破断した。
 IHIは事故を受けて、「イズミット湾横断橋重大事故対策本部」を設置し、専門家を現地に派遣するなどして構造と材料の両面から原因究明に当たっている。調査の結果、同社は空中足場を支える部品の材料に何らかの欠陥があったと推測している。しかし、元請けのJVが原因などを公表していないことを理由に、欠陥が疑われる部品の種類や数など、詳細な内容は明らかにしていない。
 イズミット湾横断橋の建設工事は、IHIの子会社のIHIインフラシステムと伊藤忠商事のコンソーシアム(企業連合)が、トルコとイタリアの建設会社6社のJVから受注し、2011年9月に約11億米ドルで契約を締結した。工期は16年1月末まで。IHIインフラシステムは、橋の上下部工の設計と施工を担当している。

事故原因は部品材料の欠陥か、トルコ・イズミット橋 :日本経済新聞