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足場倒壊・事故のニュース

足場の倒壊や事故などのネットニュースをまとめています

足場の強度不足が原因か JR摩耶駅の足場崩落事故

 建設中のJR東海道線摩耶駅(神戸市灘区)で工事用の足場が崩落して線路をふさいだ事故で、JR西日本は15日、施工業者が防護用シートを撤去せずに放置したために風の影響を受けやすかったうえ、足場の固定方法も不十分だったと発表した。その状態で強風を受けたことから足場が崩れたとみられる。

 工事を請け負ったのはJR西のグループ会社「大鉄工業」(大阪市)。駅舎の外壁に組んでいた足場の撤去作業を進めており、崩れた足場も事故当日の夜に撤去する予定だった。

 JR西によると、崩れた足場の上部には撤去されているはずだった防護用のシートが残されており、突風の影響を受けやすい状態だったという。

 足場はボルトなどで外壁に固定されておらず、金具で挟み込む方法だったことから、風への耐久性が低かった。工事担当者は「強度に問題はないと思った」と話しているという。

 神戸地方気象台によると当時は神戸市内で最大瞬間風速21・8メートルの強風が吹いていた。JR西によると、シートが撤去され足場が十分に固定されていれば、同25メートルの風にも耐えられたとみられるという。

 事故は11日午後1時ごろ発生。崩落による停電に気づいた総合指令所が付近を走行中の電車に連絡し、新快速電車が緊急停止するなどした。上下線が約9時間にわたってストップし、約38万人に影響。近畿運輸局がJR西に安全確保について警告した。